フランクフルトについて
ヘッセン州の中心地
フランクフルト
2011年10月時点で、約6,000人の在留邦人が生活しており、228社の日系企業が存在しています。このうちの多くは、フランクフルト市を中心とするライン・マイン地域に集中しています。ドイツの中心からやや南西寄り位置する、ヘッセン州の大都市。市の正規名称フランクフルト アム マイン(マイン河畔のフランクフルトの意)が示すように、ライン河支流のマイン河が市内を流れる。グリム童話ゆかりの地を結ぶ、メルヘン街道や、観光施設や温泉施設などがある一方でEUを軸とした国際金融の中心地であり、工業や産業経済的側面から世界都市の一つに数えられています。欧州中央銀行、ドイツ連邦銀行、フランクフルト証券取引所、ドイツ銀行、コメルツ銀行、ドイツ復興金融公庫、DZ銀行、ヘッセン=チューリンゲン州立銀行の本社がございます。そのことから、金融・自動車・証券・飲食・有名日本企業の多くがEU経済の活動拠点としてフランクフルトをベースに古くから活動を続けています。また、データー送信量に於いて世界最大のインターネット中継点となっており、今日では新た日本企業の参入が著しく業種は多種多様にわたっています。
イノベーションの中心地
マイン・タウヌス郡
マイン=タウヌス郡の最東端にあり、大都市フランクフルトのすぐそばに位置する同地はフランクフルト国際空港から10分程度の近さであります。人口は、20,500人であり、32,000人以上が仕事に従事しています。近代的なオフィスセンターであると同時に、魅力的な住居および生活品質を備えた緑に囲まれた都市です。80社を超えるハイテク企業が所在する同地は、フランクフルト・ライン=マイン地方のもっとも重要なイノベーションの中心地となっています。企業は、高速グラスファイバーネットワークが整った商業地域の優れたインフラストラクチャーを利用出来ることから、ボーダフォン、BT、サムスン、安川電気、エボニックなどのIT、電話通信、ハイテク企業の他にも、ドイツ銀行、Deutsche Börse AG、コメルツ銀行、PSD銀行、EY、Rödl & Partnerなどの財務およびコンサルティング産業の企業も多数存在します。この街の特徴は、ドイツでも経済的に裕福な地域として知られています。中流階級に属す住民が多い事からか地域的に安全なことから、日本人の居住者が多いことも特徴の一つです。
山側に位置する高級住宅地
ホーホ・タウヌス郡
フランクフルト近郊(空港から車で30分程度)バドホンブルグ、ケーニュシュタイン、クローンベルグなどの地域にある高級住宅街は日本の邸宅と似つかない広々した敷地の中に邸宅が並んでいます。賃貸物件は非常に数少ない地域ではございますが、賃料も驚愕する位の高額ですが、道行く多くの人の羨望を集めております。その街の生活は存分に享受するに等しい邸宅が立ち並んでおります。フランクフルト中央駅から15分程度ですが、実生活に於いては車での移動が必須となります。