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ドイツ・フランクフルトのゴミの分別

日本からドイツ・フランクフルトに移り住んだ方がまず戸惑うのは、おそらくゴミの分別ではないでしょうか。
ドイツはヨーロッパでも有数の環境大国であり、エコやリサイクルに力を入れています。
そのため、フランクフルトでもゴミの分別や捨て方に細かいルールがあり、初めての方は日本とのギャップに驚くことでしょう。
ここでは、ドイツ・フランクフルトのゴミの分別についてご紹介いたします。

ドイツではゴミ収集場所にあるゴミ箱に捨て、週に1度回収されます。ゴミの種類によってゴミ箱の色が細かく分けられているのが特徴です。

黒・灰色のゴミ箱

再利用できないゴミを捨てるゴミ箱です。電球、ボールペン、歯ブラシ、たばこの吸い殻、おむつなどを含みます。

黄色のゴミ箱

リサイクル用容器包装のゴミ箱です。緑のリサイクルマークがあるもの対象です。プラスチックや金属性の容器包装もGelbe Tonneに捨ててください。

青いゴミ箱

紙ごみを捨てるゴミ箱です。古紙の他、チラシ、ダンボールもOKです。

茶色のゴミ箱

生ゴミはこちらのゴミ箱に捨てます。具体的には、野菜くず、コーヒーのフィルター、キッチンペーパー(紙タオル)などです。

粗大ゴミ

粗大ゴミは専用のゴミ箱はなく、電話にて申し込み、回収します。回収費用が無料なのが日本と違いますね。もしくはホットラインに直接連絡して予約してください。回収する粗大ゴミは、回収日の朝6時までに準備しておきましょう。

空きビン

空きビン専用の丸いコンテナーに捨てます。瓶の色によって捨てるコンテナーの色が異なり、白・透明な瓶は白、緑の瓶は緑、茶色の瓶は茶色のコンテナーに捨てます。

ドイツ・フランクフルトの交通機関

ドイツでの交通機関は日本と似ており、主に地下鉄・電車、路面電車、バスの3種類が移動によく使われています。 乗車券はどの交通機関も共通に使えるため、便利です。

地下鉄・電車

フランクフルトには、フランクフルト市交通局(VGF)Uバーンとライン・マイン交通機関連合が運営するSバーン(RMV)の2種類の電車があります。Uバーンはいわゆる地下鉄で、地上を走る通常の電車がSバーンです。Sバーンの乗車券は地下鉄、路面電車、バスと共通で使用可能です。自動券売機で購入できますが、慣れないうちは操作が少々難しいため、手順を記載します。

  1. 1.画面をタッチし言語を選ぶ。
  2. 2.目的地の駅名を選択
  3. 3.大人・子供を選択します。
  4. 4.金額が表示されるのでお金を投入します。お札が使えない場合がありますので、小銭を念のため多めにご用意ください。

路面電車

ドイツの路面電車はStrassenbahn(シュトラーセンバーン)と呼ばれています。市内の至る所を走行しており、地元の人々や観光客に欠かせない交通手段のひとつです。切符の購入方法は、Sバーンと同様です。

バス

バスは平日15分間隔で走っているため、通勤や移動などにも非常に便利です。バスの乗車券も地下鉄・路面電車と共通で使うことが可能です。切符は販売機、運転手からの購入の他、ネットでも購入できます。

フランクフルトで共同住宅に住む際の注意点

フランクフルトの共同住宅で過ごす際は、日本と同様、鍵を閉める、窓を開けたまま外出しないなど、セキュリティには十分注意をしてください。
ちょっと隣に行くような時などでも、防犯のためドアと窓を必ず閉めるようにしましょう。 日本と同じようにフランクフルトの共同住宅では、共同玄関と居室の鍵が一本の鍵で施錠と解錠できるようになっているため、鍵を紛失しない様ご注意ください。
日本と異なり、ドイツで共同住宅の鍵を紛失した場合、共同玄関の鍵も紛失した人の責任となるため、再発行すると莫大な金額の請求を受けることになります。

ドイツ・フランクフルトのペット事情

ドイツはペット先進国と言われています。無責任な犬の飼い方をしないために「犬税」が設けられており、犬を飼うには税金を納める必要があります。犬税は地方自治体の税金のため、税率は地方ごとに異なりますが、年間7,000円~13,000 円ほど税金を納めます。
その代わりドイツでは、日本と異なり犬を連れて自由にレストランやカフェ、ホテルなどに入ることができるなど、犬にとって住みやすい環境が整えられています。
また、子供料金を払うことで、犬と一緒に電車に乗ることができるのも、ペット先進国のドイツならではです。